【MLB】メジャーリーグ2017年 注目選手(ヤンキース編)



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 すっかり補強でしか戦力を整えられない気質のヤンキース。しかもワールドチャンピオン争いができる補強が出来ているかと言うのも疑問視される中、徐々に若手生え抜きが頭角してきているのも事実である。野手では、ヒックス、ジャッジ、トレイエズ(2015年ドジャースで8試合出場。同年オフにヤンキース移籍)、サンチェス、投手では、セベリーノ、ベタンセスらだ。ジータ、カノー、リベラ、ポサダなどなど挙げたらキリのない名選手が所属した時代に比べると格段に期待感が薄いのは否めないが、よい機会かもしれない。2、3年でチームを再建してきた、レッドソックスやシカゴ・カブス、ロイヤルズ、万年下位の旨味ウェーバー方式でTOP選手を獲得し戦力にしてきたナショナルズなどと比べ、スカウト手腕が劣っていると言わざるを得ない昨今のヤンキースではあるが、これを機に若手の育成に力を注いでほしい。

 とは言え、育成しながらも勝ち星を重ね、優勝争いに加わらなければならないのも名門の宿命であり、メディア、全米のファンからの的になりやすく、プレッシャーで言うと他の球団の比ではなく、何とかやりくりしながら勝たなくてはならない現実もある。勝つためには、ガードナー、エルズベリー、グレゴリウス、サバシア、ホリデー、カストロ、ピネダ、チャップマン、クリッパードあたりが奮起し若手に刺激を与える存在であるべき必要があり、日本から鳴り物入りでヤンキースへ加わった田中も然り、まだ20代で名門ヤンキースを引っ張るには荷が重いと言われようが、田中がガンガン前面に出なければならないとみている。

 3年連続で開幕投手を任され、名門球団のエースを背負ってきた田中。この田中の活躍こそが起爆剤となり、チームに勢いをもたらせ、現戦力でワールドシリーズへと導くポイントだ。当然一人の活躍で勝ち進めるわけもなく、田中の投球がいい時もあれば悪い時もある、そんな時に皆でカバーし合える結果が残せれば、1勝の重み、1勝の楽しさ、1勝の価値を共有でき、チームとして戦えるのではないだろうか。今年はWBCの開催年でもあったしWBCで言うと、決勝で敗れはしたものの、国のために戦うプエルトリコの選手達、またそれを応援する国民(決勝の国内視聴率70%)。1安打、1得点、1勝とその集中たるや、全員が同じ目標を目指し、共に喜び分かち合うことのできるチームこそ最強ではないか。田中にはそんなチームの中心核になってほしい。そのためには確固たる数字を残し、「ヤンキースのエース」としてチームメイトや、ファンに市民権を得なければならない。「勝たなければならない試合で勝つ」これの繰り返しだ。田中はストライクゾーンでファストボールが通用するかといえばそうではなく、どうしても制球力勝負にならざるを得ない。1試合100球のうち、どれだけ制球ミスがなくなるか、制球ミスによる痛打が代名詞になりつつある田中はそれを払拭するしかない。

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